昨日は台湾人の友人、Aさんの結婚式と披露宴。
Aさんは私と同じ年。貿易の会社を経営している。
小柄だが、いろいろな意味で、〝でかい〟女性だ。
屏東にいるころから、あれこれお世話になっている。
友人のホームテイも、何度か引き受けてくれた。
超多忙なのに「いいよー」とすぐに快諾してくれる。
ご飯も「どうぞー」と、ささっと作って出してくれる。
心がおっきいというか・・・。
商売の真髄を教えてくれたのも彼女だった。
びっくりするような大きなビジネスを、
小規模でやっている。
「いい人がいたら、結婚するけど…」なんて言っていたが、
この度、ご主人はアメリカ人ということになった。
本当に幸せそうだ。よかった・・・
だれもがじんわりと、よろこぶAさんの結婚式。
クリスチャンの二人の結婚式は、 近所の小さな教会での心温まるものだった。
合唱部に入っていたAさんの友人たちの賛美歌によるサポートは
すんごいレベルの高さ。
式も盛り上がって、ウルウル……。
Aさんの家は資産家だったが、かつて諸事情で、
両親のもっていた家を手放したらしい。
が、Aさん、最近、その思い入れのある豪邸を買い戻した。
これが、築100年、まるで病院?というような、すんごい広さ。
庭にある地下防空壕?は、まるで迷路のような広さと長さだった。
サプライズが多くて、なんというか……
スケールがでかい女性だ。
Aさんは、東日本大震災のときも「日本の人にはお世話になっているから」と、
ぽんと100万円、寄付してくれた。
最近は、貿易でマンゴーを1個売ったら、10元?・・・と、
屏東県にも、数十万円、寄付。
披露宴の招待客は900人。
遊園地内のレストラン、フロア2階を貸し切りで。
(巨大なゾウが入口で迎えてくれた)
歌あり、ダンスありの楽しい披露宴。
日本からわざわざ来てくれた出席者も多数。
学生時代から二十年以上の付き合いの日本人も。
ひゃあ。
どこまでもスケールがでかい人。
しかし、このスケールの大きさって
小さくて、丁寧で、コツコツとしたものが積み重なった結果なんだろうと
思うことだった。
痛快?ともいえるサプライズを、一生、届けてくれるんだろうな。
Aさんの存在って、女性だけでなく、みんなの励み。
Aさん、Rさん、お幸せに……。