久しぶりに休みをとって、墾丁に行ってきた。
台湾の南の果ては、まだまだ夏。
あまりの暑さに、ノースリーブのワンピースを買ってしまったほど。
墾丁はたくさんのホテルや民宿があるので、
行ってから決めようと思っていた。
途中、フランス人がやっているレストランに立ちよったら
民宿の海側の部屋がたまたま空いていたので決定。
こういう行き当たりばったりの旅が心地いい。
海はエメラルドグリーン。
こんなに美しい海は、あまりないと思う。
が、すぐそばは原子力発電所。と、風力発電所。
昨年は、原発関係の本も書いたので(共著だけど)、
いろいろ考えさせられる。
南湾は墾丁の中心部から離れていて、
夜は砂浜に出るぐらいしかやることはない。
昼間の喧騒は嘘のように静かな海。
そうだ。ずいぶん、マッサージに行っていないなぁ…と思いつつ
墾丁の夜市街まで出かける(車で10分ほど)。
ここは、すんごい人、人、人……。
墾丁の夜市は、来るたびに進化している。
久しぶりに、台湾的は痛さ満点?のマッサージ。
(いつも行くお店は、ソフトでやさしいので)
1時間、「うー。ぎゃー」と叫び続けて終了。
帰りに、昔行ったことのあるクラブのようなところでお茶する。
ツアーで来ていた中国人がいっぱい。
下着で踊る東欧美女に、はしゃいだり、恥ずかしがったりしていて、
「ここはどこだろう?」と不思議な感覚に陥る。
地球という星のなかで、人間という生物が
微妙なバランスをとりながら生きている。
なにが起こっても不思議はないような気がする。
目の前の原発も……。
日常から離れて、あれこれ考えるって大事な時間。
旅の続きは、また今度。