『やりたいことは、今すぐにやれ』

Friday, January 25, 2013

ゴキゲンなふたり。



先週から、フランス人Jと台湾人の彼女のカップルに誘われていた。
ほんの少しだけサルコジ元大統領に似たJは、テンキの中国語のクラスメートで、
たぶん50代。どこか謎めいた男だ。

「来週は月、火、水曜日と天気が悪いが、木曜日はいい天気になる。墾丁に行こう!」

私の知り限り、フランス人の楽しみには天気が重要。
彼はインターネットで雲行きを調べ、綿密な予想をしているのだ。

そして、前日。
天気がよくなりそうなので、計画を決行しようとメール。

本当か?

原稿の締切日だったが、朝までかかって仕事を仕上げ、朝から行くことにする。
せっかくだから、乗ってみようではないか。

そして、当日。

曇っている。
しかも、いつもより寒い。

が、ゴキゲンな二人は、常夏のリゾートに行くかのような恰好。
50キロ離れた墾丁は、まちがいなく晴れだという。

本当か?

ビーチに到着したら、小雨が降ってきた。
しかし、ゴザをひき、ゴロゴロしてリゾート気分。
雨の粒が大きくなっても、傘をさしてとどまる。
まわりは撤退してだれもいない。

「ひゅう~。まるで、ボクたちのプライベートビーチだ」

・・・本当か?

どこまでもゴキゲンな彼らに、〝楽しみ方〟のレクチャーを受けているよう。

私の知り限り、フランス人は、どんなに仕事ができても、
お金をもっていても、人生を楽しんでいないと尊敬されない。
だから、楽しむことに、とことん意欲的。
「楽しまなきゃいかんでしょ」である。
辛い状況のときも、フフッと苦笑いをするようなところがある。

ちなみに、ギリシャ人やスペイン人は、
楽しもうと頑張らなくても、いつの間にか「楽しんじゃった。てへっ」である。
(全部ではありません。ごめんなさい。適当な主観です・・・)

フランスという国の気質にわびさびを感じるのは、私だけだろうか。

ともかく、彼らのおかげで、私もゴキゲンな一日だった。
旅の続きの話はまた今度。
謎の男Jは、どこまでも謎の男だ。

そうそう。帰りにJが言っていたのは・・・

「太陽は来るのを忘れてたみたいだね」

やっぱり天気は重要らしい。


<写真・上>白砂というビーチは、白い砂と、エメラルドブルーの海。曇りだというのに・・・。

<写真・下>「煙火花」という植物。つまり、花火花。
         ん?花火って、花のようだから花火。
         花火のような花は、花火花!?