『やりたいことは、今すぐにやれ』

Saturday, January 26, 2013

墾丁の旅の続き(漁港編)



フランス人J、台湾人Nのカップルと、墾丁の漁港にやってきた。
ここはヨットも停泊していて、彼らは、ここから船を借りて
蘭嶼(ランユー)島に遊びに行くこともあるとか。

蘭嶼(ランユー)島というと、台湾先住民族のタオ族が暮らす島。
男性はマッチョなふんどし姿で漁に出て、なぜか男性同士で子どもが生まれるという伝説があり、
ずっと気になっていた。
女性もセクシーな腰巻姿。
一妻多夫制度もあったらしい。

先住民取材を続けている私としては興味深いが、核廃棄物の処理場となっていることも、
それはそれで取材したいところだ。
(一応、原発関係の本も書いたし・・・)

蘭嶼(ランユー)島のサイト(中国語)
http://travel.lanyu.info/

ちょっと話はずれた。
謎の男Jは、船も操縦できるらしい。
台湾にやってきたのは、新幹線の操縦指導とも言っていたっけ。

Jが漁船の人々に話しかける。

「インドネシアから来ているんだってさ」

と、なぜかインドネシア語で会話しているフランス人J。
今日は、どうやら大漁のよう。
大抵、3日の漁で港に帰ってくる。
ときには、長いモリで突いて魚を捕る・・・と、Jが通訳してくれた。

「どうして、インドネシア語を話せるの?」
と聞くと、
「かつて、暮らしたことがあるんだ」
と、Jは遠い目をしている。
彼女のNも、笑いながら
「どうしてかしらねぇ?」
と知らないよう。

漁港を見学したあとは、隣接したレストラン街…というか、
屋台街のようなところで、早めの夕食。
新鮮な魚介類が、信じられないほどの安さで、おいしい。




(写真・左上)台湾犬が多い飲食店街。犬が魚介類をおいしそうに食べていた。
肉食系じゃなくて、魚食系の犬たち・・・

(写真・右上)大きい魚は、目、エラ、口など、パーツごとに売られている

(写真・左下)J行きつけの食堂のお母さんと、その後ろに娘さん。刺身を切るまな板は、中央がへこんでいる

(写真・右下)すんごく大量に食べたが、日本の4~5分の1の価格かも・・・

Jたちは、ここの一区画にある食堂に6年間、通っているという。
お父さんが倒れて、店を手伝っている小学生の女の子にプレゼントを贈るため。
お正月、クリスマス、誕生日。。。と。

この日もかわいらしいキャラクターバッグをお土産に持ってきていた。
シャイな女の子だが、うれしそうにJたちから離れない。
お母さんも喜んで、いろいろサービスしてくれた。
なんて台湾的な交流……。

帰りに、女の子が私にも言った。

女の子 「私のこと、忘れないで。また、会いに来てね」

私 「今度は、あなたと仲良くなるために、もっと中国語を話せるようにしておく・・・」
(一応、中国語で・・・)

女の子 「そんなの関係ないよ」

ちょっと涙が出そうだった。
旅の出逢いと別れを繰り返しているが、どれだけ繰り返しても、慣れることはない。

しかし、楽しいだけじゃない、不思議な男Jであった。