『やりたいことは、今すぐにやれ』

Thursday, April 25, 2013

石垣島への旅5(石垣島上陸②)


お腹が空いていたのもあって、
ここに行こう!と決めたお店。

なにやら漫画家さんのようなお方が出てきた。

一度見たら、忘れられないというようなお方。

ここには、きっとなにかある・・・
そう信じて扉を開けると、予想以上の光景が広がっていた。



床から天井まで、海から拾ってきたものがぎっしり。
しかも、床に敷き詰められた貝殻は、深い。
一体、どれだけあるんだろう。

あちこちに、石垣のゆりが咲いている。

見ているだけで楽しくなってくる。










「おもしろいでしょう?」
と、店長の中野さん。



天井からぶら下がっているのは、北欧やら北朝鮮やら、アフリカやら、
世界のあちこちから流れ着いた浮き。

形や文字ですぐにわかるという。


おもしろかったのは、アジアのヤシの実と、アフリカのヤシの実は、顔がちがうこと。

皮がむけたあとのヤシの実は、
アジア系が驚いた顔、
アフリカ系が泣きそうな顔をしている。

石垣の貝は、本当に白くて美しい。

「貝の模様は年輪なんです。
このコは、60年ぐらいかけて、この大きさになったんですよ」
と、とても愛おしそうに、いろんな貝をもってくる中野さん。

白い砂も、貝殻や珊瑚が砕けてできている。
だから、海の色も美しい。
世界で七色の青をもつ海は石垣だけなんだとか。

そして、珊瑚の話になると、とても熱く語り始めた。

珊瑚は長年生きる〝動物〟であること。

近年、珊瑚の天敵、オニヒトデが大量発生して、珊瑚を食べ尽くしていること。

その原因は、オニヒトデの天敵、ホラ貝を人間が乱獲してしまったから、らしい。


だから、珊瑚や貝が消えていくことによって、砂浜の色も海の色も変わっていく。
いまも、大量の雨が降ると、山の土が流れて、黒くなっているという。

「このきれいな砂浜も、あと数年で変わってしまうでしょう」

この不思議なお方、中野さんは、作詞家でもあり、
ラジオのパースナリティなどもされていたのだとか。

大阪出身で、7,8年前から沖縄に住み、1年前から石垣でこのお店を開いているという。
1年で、これだけの漂流物を集めたのも、おどろき。

奥様の作る石垣牛のカレーも、肉がやわらかく、とってもおいしかった。
台南の牛と似ていて、脂肪が少なくさっぱり。

また、いつかここに来たい・・・
そんな場所だった。

石垣に行ってから、つい自然の生態系について考えてしまう。

いまも世界のどこかで、なにかが失われている。
失われていくことが自然なのか、
自然が壊されているのか・・・

自然と、不自然のちがいとは。

次回は、竹富島の話・・・。

中野さんのお店はこちら↓

【伊原間(いばるま) 郷の駅】
石垣市宇伊原間14-1