石垣島をぐるりと半周して、クルーズ船が出向するまで3時間ほど。
そこで、竹富島に行くことにした。
竹富島は、石垣港から10分ほどで行ける。
5時20分(たぶん・・・)に乗って行き、6時すぎ(たぶん・・・)で帰ってこようとしたら、切符を買うときも、船に乗るときも、
「竹富に泊まるの? もう帰りの船はないよ」
と言われる。
「ちょっとだけでも行きたいんです」
と言って乗船。
竹富島に着いたが、巡回バスももうないし、レンタルサイクルもすでに終わっていた。
5時すぎには、もうないらしい。
仕方なく、歩く。
コンドイビーチも星の砂浜もあきらめて、時間の許す限り、集落のところまで行ってみよう。
途中、牛がたくさんいる原っぱなどを見ながら、10分ほど歩いたら、赤瓦の集落に到着。
そうだ。この風景が見たかった!
村の人たちが笑顔であいさつしてくれる。
温かい・・・。
上の写真は、集落のメインストリート。
右写真は、郵便局。
子どもや、お年寄りが笑う声が聴こえる。
この集落で暮らしたら・・・
なんてことを、ふと考えてしまう。
帰りの5時半の船に乗らないと帰れない。
しかし、6時には、家に帰りつき、ゆっくりできる。
余裕があれば、砂浜に行って、夕陽などを見る・・・。
東京では電車を24時間走らせるという構想があるらしい。
「世界一、ビジネスがしやすい都市」を目指しているんだとか。
きっと、眠らない街になるんだろう。
この村の生活とは対極だ。
私たちは、なにを目指しているのか。
選ぶのは自分。
いろいろなことを考えた石垣の旅も終わり。
日常の旅に戻るとしよう。