『やりたいことは、今すぐにやれ』

Sunday, May 19, 2013

男と女の交換条件


またまたテレビネタになってしまうのだけれど・・・
NHKで、「病の起源」という興味深い番組をやっていた。

動物で人間にいちばん近いチンパンジーと人間は、DNAの99%が同じだという。
ちがいのひとつは、チンパンジーの雌(メス)は、雄(オス)に、子どもを産める時期を知らせること。

人間の雌・・・ではなく、女性は、サバンナで子どもを抱えながら生きていくのは大変だった。
男性に働いていただき、食料をもってきてもらうのが合理的。
そこで、生殖時期を知らせず、食料をもってきてくれた男性と、交換条件的に性交するようになった。
男性は、発情期ではなく、年中いつでも精子を作るように進化してきたという。
(テレビでは、この進化が、がんが発生するリスクを高めた要因のひとつと言っていた)

それはそうと、誤解を恐れずに書くと、女性の生きていくための「打算DNA」は、数万年前から続いているのですね。
これって、現代にもつながっている。

女性は、社会で働くのは大変だ。とくに子どもを育てながらは。
男性に働いてもらって、稼いでもらったほうが合理的。
でも、「子どもつくり、育てる」という共通の目的、性的な目的がなくなったら、別のものを交換しなきゃいけない。きっと、最終的には、情感的、情愛的なものになっていくんだろう。

もしくは、自分も働くという選択肢もある。
男女の関係が変われば、社会との関係も変わっていく。
いや、社会の在り方が変わると、男女の関係も変わるというか……。
いろいろな関わりかたがあり、「交換」というより、「協力」の社会。
(「交換」というと、目的は別だが、「協力」は目的が同じ)

自分は、この先、なにを交換していけるのか。どう協力して、つながっていけるのか。
男性と。夫と。家族と。そして、社会と……。
それは、一辺倒ではなく、人それぞれ。
生きていくために、自分で自分の役割を考える社会になったのだと、ふと思ったことでした。

ちょっとヘンな着地点ですが。

写真は、とくに意味はありません。スペインのカナリア諸島でのひとコマ。