『やりたいことは、今すぐにやれ』

Monday, July 22, 2013

3年ぶりの引っ越し

突然のようだが、前から考えていた引っ越しをすることにした。

2日後に。

といっても、場所は海外でも、帰国でも、台湾のほかの都市でもない。ここから車で15分、南のほう。
大学院を卒業したから、どこに行ってもいいんだけれど、高雄に留まろうと思ったのは、まだやり残していることがあるから。

だったら、いまのマンションにいればいいじゃないかとも思う。
引っ越しをする理由はいろいろあるが、そうしなきゃいけないような不思議ななにかに突き動かされてしまうのだ。

いまの住まいは、高雄に来て、初めて暮らした場所だった。
初めての街で、10件以上、物件を見て歩き、「ここだ!」と決めた。
ベランダや書斎や寝室から見える風景が、とても気に入っていた。
思えば、日本で暮らした場所もそうだった。
どうして、私はこんなに大好きな場所、大好きな人たちのいる場所を離れようとするんだろうと、自分でも呆れるほどだ。
これまでも、そうして転々と生活が変わってきた。

いつも、引っ越しの準備をしていると、涙が出そうになる。
こんなことも、あんなことも、あったなぁと思う。
でも、そんな記憶も、つぎの場所に行ったら、泡みたいに消えてしまうのかもしれない。
またいろんなことが積み重なって、そのうち、あんまり思い出しもしなくなるんだろう。

そんな刹那的に通り過ぎていく風景が愛おしくて、うずくまってしまいたくなる。
でも、前を向いて、顔を上げて、進むしかない。

次の場所も、大好きな人たちがいる場所だ。
ちょうどタイミングよく、「ここに住んだら?」と言ってもらった。
いろいろな条件が重なって、「これは、動けってことなんだろう」と、飛び乗ることにした。

本当は、それほどセンチメンタルに浸るほどもないことだ。すぐ近くだし。
でも、今日の私は、なんとなく胸が締め付けられる思い。
きっと、徹夜明けのせいだ。
そういうことにしよう。

写真は、いまの住まいのリビングと台湾茶セット。