『やりたいことは、今すぐにやれ』

Wednesday, September 4, 2013

「内向型人間」と「外向型人間」


先日、緒方貞子さんのドキュメンタリー番組を観ていたら、
「内向きは無知につながっている」(正確ではありません)
というようなことをおっしゃっていて、それが耳に残っている。
たしかに、自分の知らない世界を知ろう、確かめようとする「欲」が「知」になっていく。

「内向き」「内向(ないこう)型」「内向性」という言い方は、若干意味がちがうが、スーザン・ケインの『内向型人間の時代』がベストセラーになって以来、タケノコのように、「内向型」「内向性」を肯定する本が出ている。
内向型だから、うまくいく・・・というような。

『内向型人間の時代』
http://www.amazon.co.jp/%E5%86%85%E5%90%91%E5%9E%8B%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%81%AE%E6%99%82%E4%BB%A3-%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%82%92%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B%E9%9D%99%E3%81%8B%E3%81%AA%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%8A%9B-%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%B3/dp/4062178591/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1378272063&sr=1-1&keywords=%E5%86%85%E5%90%91%E5%9E%8B%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%81%AE%E6%99%82%E4%BB%A3

ちなみに、辞書によると・・・
「内向性」とは、
興味や関心が自己の内面に向けられ、主観的、内気・孤独で思慮深い反面、実行力・社交性に乏しい性格特性。
「外向性」とは、
興味や関心が外界に向けられ刺激に敏感に反応し、決断が速く、行動的で社交的な性格特性。
「内向き」とは、
内側に向けること、または、向いていること。 国際社会に出て行く意欲がなく、国内での生活に安住すること。それぞれの属する社会内部にだけ目を向けていること。また、そういう傾向。「若者の―志向を嘆く」 ...
(デジタル大辞泉)

「内向型」とは、
内面に関心が集中する性格の類型
(日本国語大辞典)

人間は、だれでも内向的な部分も、外交的な部分も持っている・・・と私は思っている。
生まれ持った性質もあるが、それ以上に教育、環境、なんらかの刺激の影響が大きく、どちらの面が大きくなるか、ということだけで。

私は、幼いころから好奇心が強く、そのため旅好きであるが、最近、旅の計画を立てていて、引っ越した前後で感覚がちがってきたのを感じた。
もちろん、旅をしたいと思うが、いまの住まいで落ち着いて執筆をしたいとも思う。
家のなかで本を読んだり、考えごとをしたり、それを文字にしたりする時間が心地よくて、心地よすぎて、最近、ますます出不精になった。
といっても、「ここに行きたい」「あの人に会いたい」と思えば、ぴゅーっと飛んで行ってしまうのだけれど。

若者が内向きだとか、日本は内向的な人が多いとか言われるのって、「いまの場所が心地いい」ということが大きく関係しているような気がする。
ほら。居心地悪いと、外の世界に求めるから。
ん? 幼いころ、私もそうだった……!?

ともかく。なにかの刺激があれば、外向きな面も、内向きな面もひょっこり顔を出すんじゃないかと思うのだ。

写真はギリシャのサントリーニ島。アトランティス伝説が残る神秘的な島。こういう場所に行くと、外向型全開に。