『やりたいことは、今すぐにやれ』

Wednesday, June 11, 2014

初夏の鎌倉へ。


台湾から戻って、いつの間にか半月。
日本の首都圏にいると、時間が速く過ぎるように感じるのだが、この感覚はほかの地域で暮らした人は共感してくれると思う。
いつも、今日と明日のするべきことに忙殺される感覚は、できるだけ「いまを楽しむ感覚」に変換していきたい。
などと、最近考えていたのだが、近所…といっても30分くらいで行ける場所に時間が止まったような空間を見つけた。

それは「北鎌倉」。
とくに、700年以上前、鎌倉時代から存在する円覚寺(写真上は山門)の広大な敷地を歩いているだけで、不思議と感覚が研ぎ澄まされていくよう。
人間の生死を見つめ、無駄を一切そぎ落とした武士の文化は、奥が深い。

川端康成、夏目漱石、島崎藤村なども訪れたというが、色めきたったものはまるでない世界だからこそ、不埒なことを考えてしまうように思うのは、失礼なことか。

ちょうど、あじさいの時期。
明月院のあじさいも美しかった。
古民家をリノベーションしたカフェやレストラン、ギャラリーも心地いい。
古いものって、やっぱり心地いい。
歳月をかけたものには心地よく圧倒される。

すぐ近くに、こんなにすばらしい場所があるなんて。
北鎌倉だけでなく、極楽寺にも、いくつかの寺が点在する。
これからは時間を見つけて、ときどき訪ねたいと思うことだった。

円覚寺の和尚さんが「ここに来て、自分のなかでなにかが変わればいい……」、そんなことをおっしゃっていたが、確かに、そのときどきで、なにかに「気づく」場所なのかもしれない。