『やりたいことは、今すぐにやれ』

Friday, June 19, 2015

イスラエルの旅4~世界遺産マサダ(1)

いつまでもいたいと思うエルサレムの街に「いつか戻ってくる」と別れを告げて、死海地方へ向かう。
まわりはひたすら荒野。ときどき、ベドウィン族のテントに出合う。

【写真・左】
このエルサレムから死海、ヨルダンに伸びている道は、日本がつくってくれたと、ドライバーさんが言っていたけれど、ほんとう?

【写真・右】
途中、「海面0」という場所があった。ここからずっと下り坂。地球でもっとも低い場所、標高マイナス400メートルほどの低地にある死海まで、道は続く。


【写真・上】
エルサレムから約40分ほどで、世界遺産マサダが見えてきた。写真ではちいさく見えるが、自然の造形を利用して造った巨大な要塞。ここは紀元前100年ごろ造られ、ヘロデ王の時代に増強されて、豪華な宮殿となったという。

マサダは、ユダヤ人にとって特別な場所だ。
70年、ローマ軍がエルサレムを攻撃して陥落。このユダヤ戦争から逃れた人びと967人が籠城したのが、このマサダだった。ローマ軍約1万人ほどは3年に渡り、マサダを包囲して、土を運んで城壁を埋め、ついに攻め込んだ。
しかし、そこには、2人の女性と5人の子どもを除き、ローマ軍突入の前夜に集団自決した人びとの姿があった。

ユダヤ戦争から約2000年、ユダヤ人は世界各地に散らばっていくこととなった。

【写真・上】
マサダの頂上までは、ロープウェイで行けるが、元気のある人は、ぐにゃぐにゃに曲がりくねった「蛇の道」で(1時間以上かかります)。
荒野の中央にちいさく見えるのが、現代にできた約2万人を収容する野外劇場。その後ろが死海。
スケールが大きすぎて、言葉になりません……。

マサダの話はもう1回、続きます。